〝相撲スタイル〟に磨きをかける。パリ五輪レスリング男子グレコローマン77キロ級王者の日下尚(24=マルハン北日本)は、明治杯全日本選抜レスリング選手権大会(19~22日、東京体育館)に向け、オンラインで報道陣の取材に応じた。

 パリ五輪では幼少期の相撲経験を生かしたプレースタイルで金メダルを獲得。今大会がパリ五輪以来の個人戦復帰となる。

 現在のコンディションは「試合に向けてベストを出せるために調整している段階。プロテインを飲みまくっています。これから(大好物の)うどんを入れたら、もうバチバチすごい状態だと思います」と説明。「攻め続けるレスリング、相撲を生かし相手を前に押す部分をさらに強化している。相手が対策してくるのを上回り、圧倒的な強さを身につけている」と進化をアピールした。

 日下は世界選手権(9月、クロアチア)での優勝を今年の目標に掲げている。今大会は「あくまで通過点」としながらも「圧倒的な強さを見せつける。まだまだ自分は成長しているよと、強い姿をみんなに見せつけたい」と宣言した。

 グレコローマン強化委員長補佐の鶴巻宰氏は6日の都内で行われた会見で「日下選手の〝前に出るレスリング〟を追求して見せてほしい。他の選手は日下選手の前に出るレスリングに対し、どう対策を練ってくるかを期待している」とハイレベルな試合を求めた。

 五輪王者は宣言通り、圧倒的強さを見せつけられるか。