米国・AEWの「AEW FYTER FEST」が4日(日本時間5日)にコロラド州デンバーで開催され、元スターダムの白川未奈がAEW世界女子王者トニー・ストームとのコンビで快勝した。

 3月31日付でスターダムを退団し、米メジャー団体に正式加入。5月25日(同26日)PPV大会での王座戦ではトニーに敗れベルト奪取はならなかったものの、試合後は王者とキスをかわして意気投合した。1日の「COLLISION」ではジュリア・ハート&スカイ・ブルーに襲われた白川がトニーに救出され、この日のタッグ結成となった。

 スターダムマットでも組んでいる白川とトニーは、抗争が続くジュリア&スカイと激突。リングサイドには、ビッグイベント「ALL IN TEXAS」(7月12日=同13日、テキサス州アーリントン)で、トニーの世界王座に挑戦するTBS王者メルセデス・モネが分厚いステーキに舌鼓を打ちながら観戦する中、白川はトニーとの連係技を披露。トニーの背中を回転しながら、クロスボディーをスカイに放ってみせた。

 だが、グラマラスドライバーMINAをスカイにかわされると、相手チームから合体技の集中砲火を浴びる。白川のローンバトルが続き、防戦一方となり、観衆からは「レッツゴー、ミナ!」のチャントが上がった。これで奮起した白川は、コーナー上の攻防を制して、ジュリアに雪崩式スリングブレイドを見舞って逆転に成功した。

 代わったトニーがスカイに猛攻。息を吹き返した白川はジュリアにバックブローをくらわせた。ここで白川とトニーは何を思ったか、互いの顔をそれぞれ両手でつかみキスの体勢に…。唇が近づいたところで、白川はジュリアにトニーはスカイにバックをとられ、試合中のキスは不発に終わった。

 それでも2人はすぐさまバックを取り返して、投げっ放しジャーマンの競演。白川の胸を揺らす得意ポーズを世界王者もマネて結束を高め合うと、白川とトニーは対角のコーナーに倒れたジュリアとスカイに、ヒップアタックを同時発射する。2人はもう一発見舞ってから、最後はトニーがTCMチキンウイングでスカイをタップさせた。

 AEWマットで快勝発進を決めた白川とトニーは歓喜の抱擁。トニーはモネが食べていたステーキをほお張り、王座防衛をアピールした。王座戦にも、世界王者の相棒となった白川が関わってくるのか注目だ。