「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さんが亡くなったことを受けて3日、新聞の号外が配られた。スポーツで特別なことがあると号外が発行されるのはよくあるが、そのたびに眉をひそめられるのが〝転売ヤー〟の存在だ。
フリマアプリには長嶋さんの死去を伝える号外が出品されている。読売新聞の号外やニッカンスポーツなどスポーツ紙の号外がそれぞれ1000円ほどで出品され売れていた。中には号外を複数まとめたものが4000円で売れていたものもある。
また、通常は街頭で配られる号外だが、街頭で入手した物ではないから状態が良好であることをセールスポイントにしているものもあった。売れたものの多くが、出品して早い段階で買われたようだ。
号外がフリマアプリにあふれるのはいつものこと。例えば大谷翔平選手がドジャースに移籍した時や、2023年に侍ジャパンがWBCで世界一になった時、野球以外ではフィギュアスケート男子の羽生結弦が18年の平昌五輪で2連覇を果たした時も号外が発行された。
とはいえ、今回はそれらの偉業とは違い訃報である。SNSでは「小さいけど小遣い稼ぎだよな」「買うヤツも同罪だ」「心が貧しいね」と不快感を抱いている人もいる。
WEBライターは「それだけ長嶋さんの人気がすごかったということでもありますが、やはり不謹慎と感じる人も多いでしょう。また、転売という行為そのものに嫌悪感を抱く人が多いということもあります」と指摘した。
号外は無料で入手できるとはいえ1000円前後で出品となると利益は少額だ。「号外は入手機会が限られているので欲しがる人はいます。利益は少額でもチリも積もれば山となるで、売る人は普段からフリマアプリのヘビーユーザーであることが多いです」(同)
何でも売る時代になった。












