大相撲夏場所千秋楽(25日、東京・両国国技館)、すでに優勝を決めている大関大の里(24=二所ノ関)が横綱豊昇龍(26=立浪)の上手ひねりに屈して全勝はならず。14勝1敗で15日間を終えた。

 大の里は優勝力士インタビューで「最後負けてしまいましたけど、本当にうれしいです。全勝優勝したかったですけど、それはかないませんでしたし、また次に頑張りたい」と悔しさをにじませながらも「大事だと思っていた最初の5日間が良かった。それがいい流れをつくってくれてつながった。(中盤以降も)落ち着いて相撲を取ることができましたし、自分の良さがたくさん発揮できたんで、良かったです」と胸を張った。

 この日、日本相撲協会の審判部は大の里を横綱に昇進させる方針を満場一致で決定。八角理事長(元横綱北勝海)に臨時理事会の招集を要請し、受諾された。26日の横綱審議委員会、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に横綱に昇進する。

 大の里は「水曜日(28日)にいい知らせが聞けるよう、今は待ちたいと思います。来場所も大事な場所になってくると思うので、しっかり準備をして、いい場所を過ごせるよう頑張りたい」と表情を引き締めた。