KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。Mリーグ2024―25シーズンはセガサミーフェニックスが見事に初優勝を飾って終了しました。
最後の最後までMリーグ史上でもまれに見るほどの大接戦となりました。最終戦を残して1位のPiratesが340.0ポイント、2位のフェニックスは54.5ポイント差の285.5ポイント、3位のドリブンズはさらに15.0ポイント下の270.5ポイントです。フェニックスは自身がトップでPiratesが3着以下なら優勝確定で、2着の場合は1万4600点以上の点差が必要です。ドリブンズは自身がトップでPiratesが3着プラス約1万点の素点差で優勝です。
ヒリヒリした戦いが続く中、まず大きく動いたのは南2局1本場。仲林選手が萩原選手から満貫をアガり、3万600点の2着目に浮上します。これで一気に苦しくなったのはフェニックスとドリブンズです。特に親番が落ちたドリブンズは仲林選手から直撃でもしない限り、トップ―3着をつくれなくなり、自力での優勝が難しくなりました。
続く南3局0本場、大きなヤマ場を迎えます。親の醍醐選手の先制リーチに対し、テンパイした仲林選手が放銃しました。ここでアガり切っちゃえば優勝がほぼ確定のPiratesの立場からすると、勝負を懸けた一局で、当然の放銃です。さらに次局も仲林選手が醍醐選手に1万2000点を放銃して4着目に落ちたことで、オーラスのフェニックスとドリブンズの条件は一気に軽くなりました。
醍醐選手はアガれば優勝、園田選手は700・1300以上のツモアガリか3900の出アガリ、親番の仲林選手はアガり続けるのみです。まずカン7筒でテンパイしたのは醍醐選手で、続いて仲林選手が58索でリーチ。直後に園田選手が2索8萬のシャンポン待ちで追いかけリーチしました。
2軒リーチに挟まれた醍醐選手がつかんだのは、2人に無スジの7萬。考えに考え、頭の東を落として回ることを選択します。次巡、もう1枚7萬を持ってきてテンパイし直し、園田選手から7筒でロン。激闘を制しました。
優勝を決めた後、フェニックスのメンバーが抱き合っている姿、泣くイメージのなかった醍醐選手や茅森早香選手らが涙を流している姿には感動しました。今シーズンをもって近藤誠一監督は退任することが決まっています。チームとして近藤監督に最後に優勝シャーレを届けたいという気持ちが伝わり、胴上げを見た時には胸を打たれました。















