麻雀プロリーグ「M.LEAGUE」(Mリーグ)の2024―25シーズンが16日、閉幕した。大激戦の末、セガサミーフェニックスが初優勝を果たした。

 最後の最後までフェニックス、U―NEXT Pirates、赤坂ドリブンズの3チームに現実的な条件が残る、ギリギリの戦いだった。最終戦に満を持して今季MVP・醍醐が登場したフェニックスはオーラス、2軒リーチをかいくぐってアガり、優勝シャーレをつかみ取った。

 醍醐、茅森早香、竹内元太、浅井堂岐が所属、近藤誠一監督によるフェニックスは、7年目にして初優勝。試合後は全員が涙を流して抱き合った。

 近藤監督はフェニックス創設時のメンバーで、一昨シーズンまで選手として活躍した。ここ2シーズンは監督を務めてきたが、今季限りでの退任を発表した。

 チームの象徴でもある近藤監督のために、どうしても勝ち切りたかった。醍醐は「(近藤が監督でいるのは)今年いっぱいしかないということがこの間、分かってですね、それからは何を置いても優勝することを最優先に考えて対局なり行動なりしてたんですけど、何とか夢がかなってホッとしています」。

 近藤監督は「最高です。7年間でいろんなことがありましたし、しかも自分が今年でフェニックスを去るというタイミングで優勝を見届けることができて、本当に幸せ者だと思います」と笑顔で語った。

 閉会式終了後には選手やスタッフらで近藤監督を胴上げ。過去2回、準優勝と悔し涙を流した不死鳥が、天高く舞い上がった。