WWE第3ブランド・NXTの〝美しき狂気〟ジュリアが、ロウデビュー戦で女子トップ戦線の〝洗礼〟を受けた。
昨年9月にWWEへ移籍して以来、NXT女子王座を獲得するなど第3ブランドで活躍してきた。4月の祭典「レッスルマニア41」明けのロウでは、対立してきたロクサーヌ・ペレスと共闘し、女子世界王者イヨ・スカイを襲撃。日本人スーパースターの先輩でもある世界王者を倒すことで、女子トップ戦線に食い込もうと抗争を仕掛けた。
「ABEMA」にて放送された12日(日本時間13日)のロウ(ケンタッキー州ルイビル)では、ロクサーヌとのコンビで、イヨ&前世界王者リア・リプリーと激突。人気、実力ともに世界トップの強力コンビを相手に、看板番組ロウでのデビュー戦に臨んだ。
試合前にはロクサーヌとともに動画で登場。「やつらが強いのは知ってるけど、うちらは腹が減っているんだよ。順番待ちするためにここに来たんだじゃない。すべてを乗っとるためだよ」と日本語で堂々宣言。「未来が今夜始まる」と英語で言ってのけた。入場でも不敵な笑みを浮かべてリングに上がった。
試合ではロクサーヌとの連係でイヨを追い込んだ上に、雪崩式人間風車に必殺のノーザンライトボムを発射するなど奮闘するも、最後はリアにヘッドバットからリップタイド(変型ボム)を決められてフォール負け。4月29日のNXTでもイヨ&ジョーディン・グレイスに敗れており、イヨにはタッグ戦で2連敗となった。
看板番組で存在感を示したものの、イヨとリアの高い壁にはね返された格好。さらに試合後のバックステージでは、ロクサーヌとひともんちゃく起きた。敗戦に納得いかないロクサーヌが「うちらは歴史をつくるためにここに来た。でも、できなかったんだから、再戦を求めよう」などと、ロウのアダム・ピアースGMにイヨ&リアとのリマッチを要求すると言い出した。
これにジュリアは険しい表情で「おい、『うちら』じゃない!」と吐き捨て強く否定。その場から立ち去り、不穏なムードが漂った。ロクサーヌとの共闘を解消するということなのか。ジュリアはWWE入りと同時にロクサーヌと対立。抗争を繰り広げてきただけに、ロウでの共闘が〝イレギュラー〟だったのだが…。大目標のメインロースター昇格へ〝美しき狂気〟はどう巻き返すのか注目だ。













