怒とうの反撃だ。西武が昨季カモられまくった天敵・ロッテに1年遅れのリベンジを開始した。
11日の同戦(ベルーナ)は10―0で完勝。昨季は同カードで16連敗を喫するなど4勝21敗と散々な結果に終わったが、今カードで3試合連続の零封勝ちだ。あれだけ煮え湯を飲まされた相手を完全に沈黙させた上で計18得点。球団では同一カードの3連続零封勝利は前身・西鉄時代の1956年以来、69年ぶりで、西口文也監督(52)は「先発がしっかりと自分の仕事をして、その流れに乗って攻撃陣もよく点を取ってくれた。(7回無失点の先発・隅田は)要所を抑えてくれたと思うし、隅田らしく緩急をつけて投げてくれた」と左腕をたたえた。
隅田にもやはり期するものがあったようだ。初戦の与座、2戦目の今井がつくった〝無失点リレー〟に「そこに乗せてもらったような感じでマウンドに上がれた。攻めていけたことがよかった」と感謝しつつ「去年はロッテにやられたんですけど、今日は3タテするために結構大事な試合だった。全て勝ててよかったです」と胸をなで下ろした。
昨季は一方的にやられたかもしれないが、今季は違う。「去年はロッテ戦、何をしても勝てなかった。今年は相手がロッテであろうとどこであろうと、しっかりライオンズの野球が徹底できている」。2戦目の今井、そしてこの日の隅田をリードし、打っても2安打2打点と援護した古賀は「この3戦に関しては牧野が初戦(でマスクを)かぶったじゃないですか。牧野がいい流れをつくってくれた」と、こちらは捕手陣の万全な連係プレーをにおわせた。
今季のロッテ戦4勝3敗となり、対戦7試合目にして早くも昨季の4勝に並んだ。時間はかかったが、ついに苦手意識を拭い去り、反転攻勢に入ったようだ。












