今年3月に亡くなった「選挙の神様」と呼ばれた選挙プランナーの藤川晋之助(本名・藤川基之=享年71)さんを送る会が9日、都内で開かれた。

 藤川さんは昨年7月の東京都知事選で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)の選挙参謀を務め、小池百合子都知事に次ぐ2位に躍進させるなど石丸フィーバーを巻き起こし、注目された。その後は「選挙の神様」として多数のメディアに出演。送る会には石丸氏、デヴィ夫人(85)、東国原英夫氏(67)ら政界関係者ら約500人が出席した。

 最近でもデヴィ夫人が代表を務める「12(ワンニャン)平和党」の選対委員長を務めていたが、藤川さんの死去とデヴィ夫人の日本国籍承認問題が解決されず同党はスピード解散となった。藤川さんは夏の参院選で「最低でも2~3議席取れる」と意気込んでいただけに、さぞ無念だろう。

 藤川さんは生前、実現したい3つの目標があると周囲に語っていた。1つ目は自民党の金丸信元副総裁や渡辺美智雄元副総裁ら政界の大物が事務所を構え「政界の伏魔殿」と呼ばれた「パレ・ロワイヤル永田町」に自身の事務所を構えること。2つ目は政治家の大規模パーティーが行われる「ザ・キャピトルホテル東急」で自身のパーティーを開催することだ。この2つは実現した。

「藤川は3つのうち2つの目標が達成できたと喜んでいました。ただ最後の目標は達成できませんでした」(一般社団法人藤川選挙戦略研究所の関係者)

 藤川さんの果たせなかった3つ目の目標とは何だったのだろうか。「大ファンである松田聖子さんと対談することを目標にしていたんです」(同)

 選挙の神様として多くの人に慕われた藤川さんらしいチャーミングな目標だった。