バイオリニストの廣津留すみれ氏が9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演し、東大前駅で起きた切りつけ事件にコメントした。

 番組では東京メトロ東大前駅で7日の夜、男性が刃物で襲われ、殺人未遂容疑で戸田佳孝容疑者が逮捕された事件を報じた。スタジオには元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏が出演し、防犯対策について「背後からくる攻撃に対しては誰もが止めれない。刃物や武術を得ている私でさえも、ここは距離を取って逃げるという事を優先します」など逃げることの大切さを訴えた。

 この事件にニューヨークを拠点にしている廣津留氏は「ニューヨークの地下鉄は、時間によってもですけど、治安が悪いと言われているので、常に防犯意識というか、防御モード。絶対、寝ない。子供も一人で乗らないですし、常に周りで何が起きているのかをアンテナを張り巡らせている状態」だという。

 それでも「ブツブツ言いながら歩いている人とか、おカネくださいっていって近寄ってくる人がいたりするので、常に危険意識があった」という。ニューヨークの地下鉄でそんな経験をしているからこそ「日本に来るたびに日本の地下鉄は安全だなって思っていたし、こんなニューヨークの地下鉄を例に出すほどのことがあるなんて正直驚きですね」。

 今の日本ではラッシュアワーで手荷物検査ができる状況ではないことも指摘し、「あまり油断できないな、ここは安全っていうのはないんだな、常識が変わっているのを認識した方がいいのかなと思いますね」とも指摘した。