ヘンリー王子のBBCインタビューは大きな波紋を巻き起こし続けているが「被害者モードに固執している」と心理療法士が分析した。英紙ミラーが先日、報じた。

 英国訪問中に受けられる警備のレベルをめぐる控訴院での訴訟に敗訴したヘンリー王子は、BBCに対し「失望した」と語り、警備を緩和する決定に王室が影響を及ぼしたと非難した。さらにチャールズ国王との和解を望んでおり、父親が「あとどれくらい生きられるか分からない」と語り、大きな批判を巻き起こした。

 心理療法士で人間関係コーチのルーシー・ベレスフォード氏は、ヘンリー王子が「被害者モード」に固執し続ける限り、状況はほとんど変わらないだろうと分析している。

 同氏は「心理学的にフロイトが指摘したように、息子は最終的に父親に打ち勝つという確信を持つ必要がある。この家族では、まさにそれが起こりつつある。もしチャールズ国王が崩御すれば、ウィリアム皇太子は彼の職(爵位)を奪うことになるだろう」とも語った。

 さらには「彼は、警備員の配置を決める委員会に所属する『体制』について発言しています。つまり、ヘンリー王子はチャールズ国王が何かしてくれるだろうと推測しているということです。それが本当かどうかは分かりませんが、彼は心の中で憤慨しているのです」と分析した。

 同氏はBBCのインタビューについて、王子の「内なる子供」が「大人の脳を乗っ取った」としている。「彼の内なる子供心は非常に強く、まるで大人の脳を乗っ取って『いや、私が切望する安心感が得られなかったら、間違いなくこうなるだろう。本当に悪いことが起きる』と言っているかのようです」と指摘した。

 同時に王室に対する不満や憤りの感情は本物だが、疎遠になった父親と和解したいという願望は本物ではないかもしれないと示唆している。