立憲民主党の野田佳彦代表は2日に国会内で開いた会見で、赤沢亮正経済再生担当相と米国のスコット・ベッセント財務長官による2度目の日米関税交渉協議について言及した。

 日本時間2日早朝に米国・ワシントン財務省で行われた協議について赤沢氏は、米国側の一方的な関税措置に「遺憾だ」と伝え、見直しを要求したという。

 赤沢氏が関税協議の終了後、6月中にも石破茂首相とトランプ大統領による首脳会談で合意する可能性に期待を寄せたことについて、野田氏は「米国側から最近、日本の政治日程を取り上げて日本が急いでいるような、足元を見るような発言があった。ここはウインウインの協議できるように。あんまりカードを先に出すのではなくて足元が見られることがないように協議ができることを期待しています」と注文をつけた。

 次回の協議は今月中旬以降で調整する。立憲は日本政府とトランプ政権の間で「どんな協議が行われたか」の詳細について、GW明け5月12日の衆議院の集中審議で追及する方針。

 また、野田氏は今国会での内閣不信任決議案提出に関してほかの野党をけん制した。日本維新の会・前原誠司共同代表は「出さなければ、立憲は野党第1党の責任を果たしたとは言えない」と指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表は「トリガーを持っているのは野田氏」と語っており、立憲が〝先陣〟を求められる状況になっている。

 野田氏は「必ず賛成してくれるのか。自分たちもよく考えてほしいと思います」とした。不信任案提出のタイミングは日米の関税交渉の状況を含め、「総合的に判断する」と主張した。