大相撲の春巡業が27日、東京・八王子市で全日程を終了した。夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)で綱取りに挑む大関大の里(24=二所ノ関)は、稽古で相撲は取らずに軽めの調整。休憩時間にはキャッチボールをするなど、リラックスした表情を見せた。

 大の里は25日間に及んだ巡業を振り返り「(石川の巡業で)地元に帰ったり、ファンと触れ合うことができた。たくさん声援をいただいて、ありがたい」と自身へ向けられた期待を肌で感じた様子。「巡業が終わったので、切り替えて。しっかり部屋で稽古を積んで、場所に向けて頑張りたい」と気持ちを引き締めた。

 巡業部長の境川親方(元小結両国)は「どこの会場も大勢のお客さんに来ていただいて、ありがたい。途中でケガをして帰る関取もほとんどいなかった。無事に最後を迎えられてよかった」と春巡業を総括。大の里については「(稽古を)やる時はやるけど、もっと積極さがほしい。若いんだからね」とあえて注文をつけた。