過日、2年ぶりに大腸検査をした。特に症状があったわけではないが、ここ最近飲み会が増えたこともあり、胃カメラのついでに受けた。検査終了後、鎮静剤でボーッとしている時、「ポリープあったんで取っときました~」と若いドクターが軽く一言。近所のスーパーで大根を買うようなノリで言われたが、ポリープを切除って私的には初めてなので結構大事である。しかも検査後の診察の際、「あ~、葉石さん、確かお酒好きでしたよね。1週間禁酒ですから」と言われ、ショックは倍増。そしてさらに「あと糖質と脂質はなるべく控えてください」の一言で完全にノックアウトされてしまった。

 酒が大腸に悪影響を及ぼすのは周知の事実。厚労省の発表した「健康に配慮した飲酒ガイドライン」でも、1日当たり約20グラム程度(週150グラム)以上の量の飲酒を続けると発症リスクが高まると書いてある。だが糖質と脂質が良くないなんて話は、恥ずかしながら初めて聞いた。ドクターによると、高糖質・高脂質の食事をする人は、腸内の細菌層が乱れ、大腸ポリープを誘引する可能性が高まるんだとか。酒が進む揚げ物や、〆のラーメンはまさにそれにあたる。ああ、思い当たる節が…。

 ではどうやって大腸ポリープを予防すればいいのかというと、第一には食生活の見直しである。赤身肉や加工肉は避け、排便を促す食物繊維の多い野菜類、さらには乳酸菌を積極的にとるといいのだそう。また腸の蠕動運動を促すウオーキングやストレッチなどの軽い運動も取り入れると、さらに予防効果がアップする。大腸ポリープ、大腸がんのリスクファクターとなる酒を減らすのは言うまでもない。大腸ポリープは、ともするとがん化する恐れがあるので、定期的な検査と生活習慣の見直しで予防に努めて欲しい。…と言いながら検査したその日に、大きなてりやきバーガーを食べたのはナイショである。