江藤拓農水相は22日、閣議後に会見。政府が物価高などの影響を受けて放出した備蓄米の流通状況について言及した。
同省は3月中旬から備蓄米を放出しているが、店頭に十分な量が届いておらず依然としてコメ価格は下がらぬまま。7日~13日に全国のスーパーで販売された米5キロ当たりの平均価格は、前年同時期2倍の4217円で過去最高を更新してしまった。
会見では、備蓄米の流通先を業務用と家庭用の比率などをどう想定しているのか、備蓄米の流通状況をどのように把握しているのかなど質問が上がった。
江藤氏は「なかなか難しい(質問)です。(備蓄米は)1度入札して、出荷業者の方々のものになったわけです。そこから卸に行けば、卸の方々のものになった。それについて『報告してください』とお願いするだけでも、商取引上は面倒くさいと思っていらっしゃると思います。国の国有財産である米ですから、放出されたことの意味、何のために放出したのかということを、流通に関わる方々にはご理解いただいて、私としてはできる限り、町のお米屋さんに至るまで、きめ細かく行きわたるのが理想です」と述べた。
23日には3回目となる備蓄米の入札が始まる予定で、江藤氏は「1回目、2回目より3回目よりも4回目はスムーズに、スピーディーに流通もしていただけると思います。経験を積むにつれて、消費者の方々のご期待に応えられるような状況になるのではないかと期待しています」と説明。
備蓄米を出しても店頭価格が下がらない現状には「責任を重く感じておりますし、申し訳ないと思っております。価格にはコミットしないと言いながらも、あくまで量でありますが、そのご苦労を受け止めるのは、政治家としての仕事です」と陳謝した。










