格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」は14日、3月の「ONE172」(さいたまスーパーアリーナ)で発生した計量ミスによる試合不成立をめぐるトラブルについて、シュートボクシング協会、海人と協議し、和解したことを発表した。
この問題はONEのチャトリ・シットヨートンCEOが同大会後、マラット・グレゴリアン(アルメニア)の計量ミスで試合不成立となった海人に「(オーバーした体重は)300グラムだけ。私は海人はもっとプロモーションのために戦うべきと思う」などと非難。ミスしたのはグレゴリアンで、キャッチウエートでも試合を行わない決断をするのは海人の権利とあって、炎上状態に。さらにシュートボクシング協会が抗議文を提出。チャトリCEOは謝罪と発言を撤回していた。
この問題についてONEは14日、「ONE Championshipとシュートボクシング協会の和解成立に関して」という声明を発表。
「ONE172開催後の記者会見における発言に関しまして、シュートボクシング協会並びに海人選手と直接会談の場を設け、誠意をもって協議いたしました。シュートボクシング協会および海人選手に対しまして、記者会見での不適切な発言について深くお詫び申し上げるとともに、建設的な対話の場にご参加いただき、ご理解を賜りましたことに心より感謝申し上げます」と海人らと会談し協議したことを明かした。
さらに「本件につきましては、計量および試合実施に関するプロセスにおいて、当事者間で認識の相違が生じており、結果として不本意な誤解を招くこととなりました。今回の対話を通じて、両者の立場と見解を共有し、相互理解を深めることができました。今後はこのような認識の齟齬が生じないよう、大会前のルールやプロセスの確認をより徹底し、明確なコミュニケーション体制を構築していくことで合意いたしました」と和解したと伝えた。
また「ONE Championshipは、シュートボクシング協会との建設的な関係を大切にしております。今後も格闘技の国際的発展と、優れた日本人選手の世界的活躍の機会創出という目標に向け努力を続けて参ります。ONE Championshipは、すべての選手が公正な環境で競い合えるよう、一貫したルール適用と透明性のある大会運営を堅持して参ります。今回の対話から得た知見を活かし、格闘技の国際的発展と選手の安全確保の両立に向け、より一層の努力を重ねて参ります」と記した。












