F1バーレーングランプリ(GP)に臨むレッドブルの角田裕毅(24)は11日のフリー走行で国際自動車連盟(FIA)から懲戒処分を受けた。

 角田はフリー走行1回目で9位も2回目は18位。2回目はチーム事情でテストとなったため遅れたが、いい結果ではないのは明らかだ。そこに追い打ちがあった。専門メディア「GPFans」など複数のメディアによると、角田はピットレーンで禁止されている他車を追い抜き、すぐ審査員に呼び出されて聴取を受けたという。その結果、角田は「警告」処分となった。

 FIAは「21号車のドライバー(角田)は23号車(アレクサンダ―・アルボン=タイ)がガレージから出てくるのを見て、回避するためにブレーキをかけたら車がロックして後部衝突の可能性があると感じだと述べた」とした上で「特に最近はピットレーンでの追い越しは特別な事情がない限り禁止されていることは明らかで、今回の状況は〝特別な状況〟とはみなされない」とした。

 レッドブルに昇格したばかりの角田にとっては2戦目となるバーレーンGPは結果が求められる大事なレース。しかも角田は追い越しだけではなく、新天地レッドブルのピットを通り越して古巣レーシングブルズのピットに向かってしまう失態をみせたという。同メディアは「彼はどのチームで走っているのか忘れてしまったように見えた」とし、ペナルティーと合わせて「キャリアの難しいスタートとなった」と指摘していた。