米上院で1日、民主党のコーリー・ブッカー議員がトランプ政権に抗議の意味で、トイレに行かず立ちっぱなしで25時間4分の演説を行った。1957年の24時間18分の最長記録を破った。記録達成の秘けつは「3日前からの断食」だという。米ABCニュースが2日、報じた。
ブッカー氏は3月31日夜から1日夜までぶっ通しで演説し、政権批判を行った。トイレ休憩などで演壇から離れたり、座ったりすると演説は中止とみなされる可能性があるからだ。演説冒頭で「(トランプ大統領は)米国民の安全、経済的安定、民主主義の根幹、さらには国民として最高職に就く者から共通の良識を得られるという願望にまで多大な損害を与えた」と述べた。演説が終わると、スタンディングオベーションが起きた。
演説後、ブッカー氏は記者団に「どれくらい続けられるか分かりませんでした。25時間も持ちこたえられたことに感謝しています」と話した。
ブッカー氏は、トイレに行かないためにオムツをつけていたかという質問には答えなかった。
しかし、断食のおかげで、25時間の間、トイレに行く必要がなかったと語った。
「私の戦略は食べるのをやめることだった。金曜日に食べるのをやめ、月曜日の演説を始める前日の夜には飲酒をやめた。私が戦っていた最大の問題は、さまざまな筋肉がひどくけいれんし始め、時々けいれんしたりしていたことです」
ブッカー氏以前の記録は、1957年の公民権法に抗議し、24時間18分の演説を行ったサーモンド上院議員だった。
ブッカー氏は演説に臨むにあたり、「上院議員に就任して以来、私はストロム・サーモンドの記録についてよく知っていた。この機関に奇妙な影が垂れ込めていると常に感じていた。このミッションは、米国人の声を高め、彼らの本当に意味深い、非常に感動的な物語を語ってもらい、すべてを神に委ねることだった」と語った。
準備のために、ブッカー氏はできるだけ身軽にしようとし、聖書の一節イザヤ書第40章31節が手書きで書かれたメモ以外はすべてポケットから取り出したという。
「しかし、主を待ち望む者は新たな力を得る。鷲のように翼をはって上る。走っても疲れず、歩いても弱ることはない」とブッカー氏は読み上げた。












