日本維新の会は1日、国会内で「安全保障改革調査会」を開き、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏を講師に招いた。
前原誠司共同代表は2016年、佐藤氏と井出英策慶応大教授(経済学)との3人で共著「分断社会ニッポン」(朝日新書)を出版した間柄。冒頭で前原氏は佐藤氏との出会いについてこう説明した。
「私は(佐藤氏の著書)『国家の罠』を読んで、しっかりした文章を書いて『なんて頭のいい人なんだ』と思った。初めて会ったのは旧民主党の勉強会。あいさつし、個人的に会いたいと思った。(その時に佐藤氏が外交官だった)モスクワ時代、女性をアテンドした自民党議員のリストを持ってきてくれた。外交とはハニートラップも含めて、そういうことを利用することなんだとリアルに教えてくれた」
旧民主党政権時代の2010年、前原氏は菅直人首相(当時)から外務大臣に任命され、諸外国との連携はもちろん、日本の国益を守る立場となった。
前原氏は「『誰とつき合うのがいいか』『あるいはどういうつき合い方をすればいいか』ということを教えていただいた」とロシア通の佐藤氏に感謝し、「北方領土問題では、(日ロ)お互いの法的立場を害しない経済協力活動というものをラブロフ外相とやったんですけども、アドバイスをくれたのも佐藤優さんです」とエピソードを明かした。
この日も佐藤氏は参加した国会議員らに対し、最新のウクライナ情勢や今後の日ロ関係のあり方についてレクチャー。参加者からの質疑応答も多く飛び交い、予定した時間をオーバーするほどの熱気ある会合となった。












