ガールズバーのトイレで出産した赤ちゃんを殺害し、殺人の罪に問われている女(22)の公判が15日、東京地裁で開かれた。
起訴状によると、女は2025年9月に勤務していた池袋のガールズバーのトイレで赤ちゃんを出産。出産を知られると店をクビになり生活できなくなると恐れ、赤ちゃんの首を絞めて殺害し遺体をトイレ内のゴミ箱に捨てたという。14日に行われた初公判で、女は起訴内容について「間違いありません」を認めていた。
この日は被告人質問が行われ、事件当日の詳細が明らかになった。女はガールズバーで出会った客と体の関係を持ち、交際を開始。しかし男性が被告の浮気を疑い、SNSなどをブロック。妊娠が発覚した時は、連絡が取れなかった。
被告はガールズバーで財布を盗難され、身分証明書などを持っておらず、病院など受診しなかった。女には2人の姉がいるが「姉から怒られるのが怖かった」。店にも「クビになりたくなかった」と周囲に相談することはなかった。
事件当日、勤務中に激しい吐き気と腰痛に襲われ、トイレで産気づき出産。産声を上げたため「どうしたらいいか分らなかった。とりあえず泣きやませないといけないと思った」ととっさに赤ちゃんの首に手をかけたいう。そして「このまま連れ出すのは無理だと思った」とトイレにあったゴミ箱に死体を遺棄し、バレないようティッシュを掛けたという。
異変に気付いた店長から「何があった?」と問われ、被告は事情を説明し警察署に出頭。赤ちゃんへの思いを問われると「きちんと産んで、育ててあげることができなかった。自分勝手な都合で手をかけてしまって、本当に申し訳ないと思っています」と涙ながらに何度も謝罪した。次回公判は20日。











