立ち技打撃格闘技イベント「RISE ELDORADO 2025」(29日、東京・両国国技館)で、RISEフライ級王者・那須川龍心(18)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)に圧巻の2ラウンド(R)KO勝ちを果たした。

 龍心は昨年11月、数島大陸に1RKO勝ちを収め、自身初の同王座を戴冠。この日は、兄・天心が2020年大みそかの「RIZIN.26」で判定勝ちしたクマンドーイと、52キロ契約で対戦した。

 1Rはクマンドーイの蹴りを受ける場面もあり一進一退の攻防となる。2Rから龍心が左右のフックなどで猛攻を仕掛け、2度のダウンを奪う。そして、最後も強烈な左フックでクマンドーイをマットに沈め、KO勝ちとなった。

 試合後に、リング上で龍心は「最高すぎるマジで。みんなに負けるって言われて、それでも絶対に勝って見返したくて。これで俺のことをなめているやつはいないと思う」と喜びを爆発させた。

 そして、RISE元2階級制覇王者の田丸辰との対戦を希望した後に「キックボクシングの選手がMMAにいったり、昔からやってきた競技にプライドがない選手が多いと思う。自分はキックボクシングという競技にプライドを持ってRISEを引っ張っていくので、皆さん応援をよろしくお願いします」とファンに向けて呼びかけた。