開幕シリーズにはどうも縁がない。29日、広島は2―3で敗れ、開幕2連敗。新井貴浩監督(48)は就任以来、これで3年連続で開幕カードは「負け越し」でシーズンを船出することが決定した。
僅差を追いかける展開だった前日の開幕戦とはうって変わり、この日は赤ヘルが虎に常に先手をとってはいた。虎の先発・富田に対し、4回にファビアンの併殺崩れの間に1点を先制すると、続く同点の5回にも2番手・工藤の制球難をつき、二死満塁から4番・モンテロが押し出し四球を選び2―1と勝ち越し。〝逃げ切り勝利〟がおぼろげながら、浮かんできた矢先の6回だった。二死二塁から、先発・床田が敵の4番・森下に痛恨の逆転2ランを被弾。逆に終盤は、虎の逃げ切り継投に封じられた。
試合後の指揮官は「床は、よく投げていたと思う」と7回3失点と試合を作った左腕を労いつつも「(森下に浴びた逆転2ランは)インサイドの真っすぐが甘く入ったのかな。そこを床だけじゃなく(捕手の)石原がどう感じるか。また勉強して次につなげてもらいたい」と、この日先発捕手としてバッテリー組んだ女房役の石原の名を敢えて挙げ、次戦以降へむけ配球面等の見直しの必要性を暗に言及。結果論にはなるが、やはり6回二死からの逆転被弾は、試合展開の中でも、ダメージが大きかったことを素直に吐露していた。












