元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が26日、「X」(旧ツイッター)を更新。テレビCMの効果を時代遅れとする意見に賛同した。

 長谷川氏は、2002年に「キットカット」のCMを中止したネスレ日本元社長・高岡浩三氏のインタビュー記事を引用。高岡氏は1980年代にキットカットのマーケティングを担当していた時期に宮沢りえら女性タレントを起用し毎年20億円以上の広告費を使っていた。しかし、それだけ巨額の費用をつぎ込みながら利益率はわずか2~3%だったという。

 そうした経緯もあり、社長就任前の2002年頃にキットカットのCM中止を決断し「受験生応援キャンペーン」など新たなプロモーション戦略を打ち立て、大成功を収めた。今から20年以上前にCM以外のプロモーションを成功させた高岡氏は「テレビCMは広告メディアのひとつとして絶対に生き残ります。ただし、広告をやらないと商品が売れないという考え方は時代遅れだと思います」と語っている。

 長谷川氏は高岡氏の言葉を受け「これがバレたのがフジ騒動」と指摘。その上で「テレビのみんな、気をつけて。思ってるよりキツい展開になるからね」と警鐘を鳴らしている。

 中居正広氏の女性問題の影響でフジテレビから300社以上のスポンサー企業が撤退。しかし、CMを流さなかったことが企業には大きな影響はなく、今後他のテレビ局のスポンサー企業にも波及する可能性があるとの見解を示している。