WWEの女子世界王者で〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイが、まさかの展開に見舞われた。プロレスの祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日=日本時間20、21日)での王座戦が〝振り出し〟に戻ったのだ。
イヨは3日のロウでリア・リプリーから同王座を奪取して、祭典でエリミネーション・チェンバー・覇者ビアンカ・ベレアの挑戦を受けることになった。ところが王座戦にビアンカの介入があったことで、リアが激怒。先週ロウでの調印式に乱入し、勝手に契約書にサインしてトリプルスレット戦への変更を求めていた。
24日(日本時間25日)のロウ(英スコットランド・グラスゴー)では、アダム・ピアースGMが登場して、祭典での王座戦調印書に記されたリアのサインは無効であると説明した。ここで王者イヨが登場。「契約書なんて、どうでもいい。リアとビアンカ、2人とも相手にする。私は女子世界王者だから!」と言って、トリプルスレット戦への変更を承諾した。
ところが…次にビアンカが現れ、リアの王座戦参加に反対を表明。さらには前王者リアもリングに上がり「私は再戦がしたいだけ」と祭典での王座戦ではなく、あくまでイヨとのリターンマッチを望んでいると主張した。続けてまたもイヨをそっちのけで、ビアンカと口論を始めた。
イヨは「またかよ」と言って間に入ったが、またまたリアに突き飛ばされた。激怒してベルトを投げ捨て戦闘態勢に入ったところで、ピアースGMが衝撃の発表。何と次週のロウ(英ロンドン)で王者イヨvsリアのリマッチを行い、同王座戦の勝者が祭典でビアンカの挑戦を受けるという。
これを合図に3人で乱闘に突入。イヨはビアンカを飛び越えてリアにDDTを見舞った。ビアンカにはKODを決めさせず、リアに掌底アッパー。場外に落ちて前王者をハリケーンラナで吹っ飛ばした。だが、スワンダイブ式の攻撃をビアンカにかわされた上に、KODの体勢からリアめがけて叩きつけられ、場外でダウンしてしまった。
再戦はリアの前王者としての権利が認められた格好で、しかもピアースGMはビアンカが再戦の特別ゲストレフェリーを務めることも決定。いくら何でもイヨの王者としての権利を軽視し過ぎだが…。イヨはリアに王座奪回を許せば当然、祭典での王座戦出場はなくなる。3週前の歓喜が一転、〝振り出し〟に戻ってしまった。
あまりの急展開に、イヨも自身の「X」に「そこに行くためのチケットはすでに手に入れたと思ってたけど…。レッスルマニアまでの道のりは非常に険しい」と投稿し、戸惑いを隠せなかった。それでも「でもだからこそ、私は進み続ける。自分を信じて進み続ける」と記し、リアとの再戦でベルト死守を誓った。
果たして、強敵リアを連破し今度こそ「公式」に祭典行きを決められるか?
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。












