〝異例対応〟の理由は――。ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律(26)が16日、羽田空港に帰国した。

 日本代表は北中米W杯アジア最終予選バーレーン戦(20日、埼玉)で勝利すれば、史上最速で8大会連続のW杯出場が無条件で決まる。

 大一番を前に帰国した堂安は、羽田空港で取材に応じた。実はコロナ禍以降では、海外組が代表合流する前に取材対応するのは極めて異例。わざわざ報道陣の前に立った理由が注目の的となった。堂安は「気を抜きがちな試合という中で、もう一回〝W杯を優勝する集団なんだ〟と強調しないと。そういった集団がこの1、2戦で気が揺れるわけにはいかない。もう一回自分たちの目標を具体的にして、準備していく必要があると思う」と力説した。

 さらに「(代表の)先頭に立ってW杯優勝宣言を掲げることが、自分自身を引き締めることにもなる。もし、これで初戦だらしない試合をしたら、皆さんはたたき放題だと思う。そういうのも含めて、自分たちがプレッシャーを感じられるように」とビッグマウスな一面をのぞかせた。

 堂安は初出場となった前回のカタールW杯で、1次リーグの強豪ドイツ、スペイン戦でそれぞれゴールを奪い、日本の首位通過に貢献。大舞台での〝強心臓〟ぶりは代名詞となっている。今回取材に応じたのも、W杯決定がかかる大一番を前に自らを奮い立たせるべく重圧をかけた〝堂安流〟というわけだ。

 日本の10番が大暴れしてくれそうだ。