大相撲春場所8日目(16日、大阪府立体育会館)、新横綱豊昇龍(25=高安)が元大関の幕内高安(35=田子ノ浦)に押し倒されて今場所2個目の金星配給。中日を終えて首位と2差の3敗目を喫し、優勝争いから大きく後退した。取組後は「今日はいい」とだけ話し、今場所で初めて報道陣の取材には応じなかった。

 審判部長の高田川親方(元関脇安芸乃島)は「豊昇龍の立ち合いは悪くない。高安の圧力が思った以上にあった」と相撲内容を振り返り「今から修正してくると思う。ここから強いですからね」と後半の巻き返しに期待した。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)はここまでの豊昇龍について、取組前には「連敗していないので頑張っているが、乗っているという感じもしない」と評していたが、3敗目を喫すると「苦しいね」とつぶやいた。