【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】
3月3日第2試合 南1局0本場=瀬戸熊直樹(雷)、滝沢和典(格)、堀慎吾(サ)、多井隆晴(A)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。レギュラーシーズン突破争いが佳境を迎える中、堀選手がチーム13戦ぶりにトップを取ってくれました。
素晴らしいアガリとなったのは南1局。6巡目に親の瀬戸熊選手から先制リーチが入ります。堀選手は一向聴とはいえ、トップ目ですしドラも1枚しか見えていないため、押し返しにくい状況です。1発目に宣言牌のスジの3萬をツモ切っていきましたが、次に持ってきた無スジの3筒で手が止まり、アンコの中を切っていきました。
次巡、持ってきたのが一番の裏目牌となるドラの2索です。前巡に真っすぐ3筒を切っていれば、中ドラドラ高目三色のテンパイでした。ほとんどの人が「ウワーッ」と思いつつ中中と落としていきそうですが、堀選手は違いました。フリテン含みとはいえ、フリテンじゃない時よりも手牌が良くなったな、という感覚で進めていったのです。確かに自分が捨てた中やドラをポンしてテンパイを取ることができますし、ペン3索や58萬を引いてもリーチすることができます。そこでさっきは止めた3筒を切って、滝沢選手から出た中をポン。5萬をツモって1000・2000のアガリとなりました。
堀選手の強さは、こういう状況でも切り返していけることです。全ツッパしてアガれる人はいても、なかなかこういう形で上がれる人はいないですよね。麻雀教室だったら「ダメだよ」「さっき降りたから降りようね」と言われるようなプレーです。このアガリは堀選手しかできないんじゃないかなと思います。
オーラスも親の多井選手からドラポンが入る中、キッチリとアガリ切ってトップで試合を終えました。チームにとってはすごく久しぶりのトップで、レギュラーシーズン突破に向けての望みをつないでくれました。残り10戦、自分はどれくらい出場できるか分からないのですが、機会があったら必死にトップを取りにいきますし、自分が出ない時は頼もしいチームメートを信頼して応援します。
















