【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】
2月28日第1試合 南2局0本場=竹内元太(フ)、日向藍子(A)、鈴木たろう(ド)、中田花奈(B)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。最近のMリーグは攻撃型の選手がどんどん増える一方で、いまや少数派となった守備型を代表する一人が日向選手です。この日もほとんどの選手が打ち込みそうな牌を止め、放銃を回避しました。
南2局、トップ目のたろう選手は白アンコ、筒子多めの好配牌で、2巡目に早くもカン7索でテンパイします。東発ならばホンイツ一直線なのですが、7索の場況がいいこと、この親番を流せばかなりトップに近づくことから悩みましたが、筒子に染めていきました。7巡目には白・面前ホンイツの14筒待ちでテンパイし、リーチをかけました。
対する3着目で親番の日向選手は萬子多めの手で、10巡目には西のトイツと萬子、そして当たり牌の1筒だけとなります。次巡に8萬を持ってきて、一向聴も広がるため、ここで1筒を切る人が多いと思います。満貫をアガることができればトップ争いできますし、下の4着目と点差は離れています。ドラの9索はすでに4枚見えていますし、たろう選手のリーチがそう高いようには見えません。
だからこそ1筒くらいという感じでほとんどの人が切ってしまいそうなんですが、ここはグッとこらえて現物の8萬をツモ切りして放銃を回避しました。
その次の巡目には3萬を引いてまた一向聴が広がるチャンスでしたが、ここでもこらえて現物の8萬を切りました。
直後に手が進んでいた中田選手から1筒が捨てられ、たろう選手の8000点のロンアガリとなりました。
ここで粘ったのは大きく、2着目の竹内選手との4500点差を維持したままオーラスに突入。ホンイツ・ドラ1の手をアガリ切り、竹内選手をまくって2着に浮上して試合を終えました。
この試合を終え、日向選手は今季17戦に出場してラスは0回。これはMリーガーでただ一人だけです。ラスが少ないのは今季に限ったことではありません。手組はかなりスリムだけど、アガれる手はしっかり攻めていくタイプ。この試合の1筒止めは守備型ならではです。まさにこの局が日向選手の成績につながっているのだなと思います。















