元ボクシング世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める興行「3150×LUSHBOMU vol.5」(30日、愛知県国際展示場)の会見が8日、大阪市内で開かれ、最終追加カードが発表された。東洋太平洋ヘビー級8位・但馬ミツロ(亀田)はヘビー級6回戦でギジェルモ・カサス(メキシコ)と対戦。南アフリカ出身のジョン・ポール・マサンバ(TMK)が「亀田正毅」のリングネームでデビュー戦を行うことも発表された。

 但馬はプロキャリアを通じてメキシカンと初対戦。「最近、日本対メキシコのビッグマッチが数多く行われている流れの中で、日本の重量級にも強い選手がいることがメキシコに伝わるような、インパクトのある試合をしたいと思います」と意気込みを語った。

 興毅ファウンダーは「今回のミツロのスパーリングパートナーは、アマチュア時代にクルーザー級で世界選手権に出場していた重量級のメキシコの選手を招へいしました。この選手はカネロ(サウル・アルバレス)やディミトリー・ビボルのスパーリングパートナーを務めるくらいの選手で、プロでも7戦7勝(7KO)の選手。この選手とスパーリングをして、スピード、テクニックでミツロの方が上回っていた。ミツロはやはり良い素材であることを今回、再認識できました」とミツロの成長を力説した。

 但馬はメキシカンとのスパーリングに関して「自分がまず目指す階級として、プロで初めて負けた(2024年3月に判定負け)ブリッジャー級でもう一度戦うことを考えていて、その後はクルーザー級まで見据えている中で、クルーザー級の強い選手とスパーリングをしてみて、自分が積み重ねてきたフィジカルトレーニングの成果が実戦に結びついていると実感できました」と大いに手応えを感じている。
 
 今後については「夏にはブリッジャー級でもう一度、勝負したいと思っているし、チャンスがあれば、まず地域タイトルにも絡んでいければと思います。もちろん、日本でヘビー級の強い選手が出てくるのであれば、自分はその選手とも戦いたいと思っています」との見通しを語った。

 また〝亀田正毅〟が60キロ契約6回戦でイエシボラチ・ナスイウラ(中国)とデビュー戦を行うことも発表された。正毅の本名はジョン・ポール・マサンバ。南アフリカ出身で、世界選手権にも出場したアマチュアエリートだ。興毅ファウンダーの弟でIBF世界フェザー級1位の亀田和毅(TMK)のスパーリングパートナーを務めた縁で、亀田正毅を名乗ることになった。

 亀田ファミリーからは長男の興毅ファウンダー、元2階級制覇王者で現KWORLD3ジム会長の次男・大毅氏、三男の和毅、フェザー級世界ランカーのいとこ京之介(TMK)、3兄弟の妹・姫月がプロボクシングデビューしており、正毅は血縁関係はまったくないが、亀田の名で亀田ファミリー関係のジムからデビューする6人目のボクサーとなる。