千葉県知事選(3月17日投開票)が27日告示され、無所属で現職の熊谷俊人知事、NHK党の立花孝志党首、つばさの党代表で政治団体「Q」公認の黒川敦彦氏、無所属でジャーナリストの小倉正行氏の4人が立候補した。

 熊谷氏は千葉市中央公園で出陣式を開き、自民党県連幹事長の阿部紘一県議や千葉銀行の米本努頭取、千葉県市長会会長でいすみ市の太田洋市長らが応援に駆け付けた。

 4年前の知事選で初当選した熊谷氏は2期目へ向け、「組織は4年ですべてが変わるわけではない。これからも広い千葉県を私自身がそれぞれの場所に行って、県民のために頑張っている方々とお会いして、お話を聞かせていただき、県政を前に進めていきたい」と訴えた。陣営は前回の約140万票を超える得票を目標に掲げている。

 共産党推薦の小倉氏は千葉駅前で第一声を行い、来年をメドに20%程度値上げが予定されている水道料金の見直しを求めた。

 多くの聴衆が集まったのは船橋駅前だ。立花氏は「今回選挙に出たのは当選が目的ではない。日本維新の会をクビになった増山さんが欲しいんです。NHK党から立候補してほしい。そのために立候補している」と兵庫の百条委員会での情報漏洩問題で維新から離党勧告処分が出た増山誠県議のスカウトを表明。知事選では千葉県内ではなく、兵庫県内を中心に街頭演説を行う予定で、再び兵庫県政を巡る問題にスポットを当てる考えだ。

 立花氏の演説中から後方で待ち構えていたのは黒川氏で、「オレらは既存政治勢力に反旗を翻している。参院選はもっと大きな枠組みで、みんなで戦ったらどうですか」とケンカ別れしていたハズの立花氏に参院選での共闘を呼び掛ける場面もあった。