日本代表の森保一監督(56)が、ドイツ1部マインツのMF佐野海舟(24)を改めて絶賛した。6か国で16試合をカバーした欧州視察を終えて19日に帰国した森保監督は羽田空港で取材に応じ、マインツで中心選手として活躍する佐野に関しても言及した。

 現地では佐野がフル出場し、0―0のアウクスブルク戦(8日)を観戦。指揮官は「チームの中心として考えられていると、試合を見て感じた。個の責任として局面局面でボールの奪い合いから勝っていける、局面を打開していけるところから、チームの攻撃、守備のサポートができる。彼の存在感は上がってきているし、チームとして信頼されている選手だと感じた」と高く評価した。

 アウクスブルク戦で190センチ以上の長身選手との競り合いもあったというが「ヘディングをやらせない、勝っている局面も多かった。体格差はあっても、コンタクトの強さやタイミングを考えてやらせてない、勝っていた」と目を細めた。

 さらに成長していこうとする姿勢にも触れ「奪って攻撃の部分も、より効果的できるよう、どんどんチャレンジしている。個の責任を発揮しながらもプレーの幅を広げようとするチャレンジも見受けられた」と語った。

 前回招集の昨年2月からのレベルアップにも「成長していると思います。そこは間違いない。プレー強度は上がっている。ボールを持ったときの判断のスピードは上がっている。何よりボールを刈り取れる力は、ヨーロッパの中でも評価されているところ。ヨーロッパでトップレベルのドイツの中でもトップレベル」と思わず笑みがこぼれた。

 試合後には、本人と話す機会があり「すごくいいチャレンジをしているということと、やれるという自信と、もっとやらなければいけないというところで、すごくいい顔をしていました」と振り返った。