新日本プロレス「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILが、電撃帰還の狙いを明かした。1月11日(日本時間12日)の米サンノゼ大会後に消息を絶っていたが、11日大阪大会に登場。「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」、さらにIWGP世界ヘビー級王座(現王者は後藤洋央紀)への挑戦権がかかる「NEW JAPAN CUP(NJC)」(3月7日、後楽園で開幕)へ理不尽発言を連発した。
行方不明状態となっていたEVILは1月31日付で団体公式ホームページからも姿を消し、退団危機もささやかれていた。しかし、大阪大会でIWGP・GLOBALヘビー級王者の辻陽太がゲイブ・キッドと両者KOでV2に成功すると、リング上に乱入。2人に暴行を加え、大ブーイングを浴びた。
余寒の厳しい日々が続く昼下がり、けたたましく鳴った記者のスマホには久々に「EVIL」の邪悪な4文字が…。一度は団体に決別宣言した男に帰還の真意を問うと「気が変わったんだ。このクソ会社の中に残る遺産を徹底的に利用するために、戻ってきてやったんだよ。世界的知名度を誇るバレットクラブを俺のものにしてやる」と明かした。
2013年に結成されたバレットクラブには現在、H.O.TとWDがユニット内チームとして共存している。しかし、EVILは「クソ会社にこびを売ってる野郎どもは要らねえんだ」とWDを排除しての〝乗っ取り〟を画策。「あのふ抜け(ゲイブ)がダラダラした試合して見てらんなかったから俺が出て行ってやったまでだよ。辻? たまたまそこに居合わせてたからな…これが本当の〝辻斬り〟だよ」と言い放ち、聞き返すと電話を切られたので、かけ直して取材続行となった。
結果的には、その辻と1回戦で激突する形でNJCにエントリーされ、勝てばWDを率いるデビッド・フィンレーとの2回戦が実現する。優勝者にIWGP世界王座挑戦権も手に入るトーナメントに「ちょっと俺がいねえ間に、クソ雑魚チャンピオンが誕生してるじゃねえか。下手な鉄砲数打ちゃ当たるってのは、本当だったんだな。あんな雑魚のために何試合も戦うなんてかったるいんだよ」と悪態をつきつつ自信満々。
後藤は3月6日大田区大会で棚橋弘至とのV1戦を控えているが「棚橋なんて(1・4)東京ドームで俺に負けて引退したばかりじゃねえか。舌の根の乾かないうちに現役復帰するなんて、やっぱり詐欺師だな、アイツは。俺にベルトを献上する偽チャンピオンが決まるだけだよ。よく覚えとけ」と最後まで言いたい放題で通話を打ち切った。
ともあれ、EVIL復帰で新日本マットは大荒れ必至。何とも厄介な男が戻ってきてしまった…。














