ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、思わぬ形で〝デマ被害〟に巻き込まれた。

 井上は6日、自身の「X」に「そんな事は一言も言っていない・・・」とメッセージを投稿。WBA世界ライト級王者ジャーボンテイ・デービス(米国)と、メディアとのやり取りの様子を添付した。

 デービスは3日、挑戦者ラモン・ローチ(米国)と来年3月1日に米国で行う防衛戦の会見に出席。その際、質問者から「井上尚弥は、君にはパワーしかなく、他には彼を困らせるものは何もないと言った。どう答える?」と信じがたい問い掛けがあった。

 しかし、デービスは「彼がそんなことを言ったの? あなたは、私の口を滑らせようとしている。証明してくれ。私たち(デービスと井上)にケンカをさせようとしている。彼のようなボクサーがそんなことを言うはずがない」と質問を一蹴。かねてデービスは井上をリスペクトする発言をしており、質問者の意図を即座に見抜いたようだ。

 井上はIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)を控えている。大一番を前に思わぬ形で〝被害者〟となった格好だ。