新日本プロレス「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のSHO(35)が、勝手に「2代目道場管理人」に名乗りを上げた。29日の神戸ワールド記念ホール大会ではEVIL、高橋裕二郎とのトリオでNEVER無差別級6人タッグ王者の棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグに挑戦する。さっそくSHOは因縁の3人に――。

 H.O.Tは14日の登別大会でEVIL&裕二郎&ディック東郷が王者組に敗北した。ところが、試合後にSHOが「クソしょぼい土地でタイトルマッチさせやがって、こんなの無効でええやろ」と難癖。これに棚橋が「登別のお客さんが納得する挑戦者を連れてこい」と応じたことで、SHOを加えた新チームでの挑戦が決定した。 

 SHOは4月台湾大会の王者決定トーナメント決勝戦(パートナーはEVIL&金丸義信)で現王者組に敗れている。「アイツらは台湾でも登別でも、タイトルマッチなのにセコイことばっかりやってて許せねえ。言われた通り、誰もが納得するメンバーを揃えてやったよ。あんな雑魚ども、東郷さんが出るまでもねえ。俺で十分よ」と、完全に自分たちを棚に上げて宣戦布告した。

 さらには王者組のキーパーソン、ボルチンに対して言いがかりをつける。デビュー1年5か月ながら、今夏の「G1クライマックス」初出場も果たしたホープを「たいしたパワーもねえくせによ。仮にレスリングルールでやっても、お前ごとき秒でフォール勝ちやな。格が違うんだよ」と根拠なく斬り捨てた。

 ボルチンはG1から、カザフスタン国旗をイメージしたコスチュームを着用。ヤングライオンを完全に卒業したと言っていい。しかし、SHOは「EVIL社長の言う通り怪しいところだらけやし、そもそもアイツはまだヤングライオンだろ。なに勝手にコスチューム変えてるんだよ。生意気な態度取りやがって、天国の小林さんが泣いてるぞ」と、9日に死去した名レスラーで引退後は新日本道場の管理人を務めていた小林邦昭さんの名前を挙げて断罪した。

「アイツらからベルトを奪ったら、EVIL社長に2代目道場管理人に任命してもらって、俺がもう一度、一から根性叩き直してやるよ。ボルチンを甘やかし続けた棚橋も矢野も監督不行き届き&連帯責任に決まっとるやろ、クソボケが。全員まとめて黒パンからやり直させてやるよ」

 道場生時代に小林さんが優しく接してくれたおかげで逃げ出すことなくデビューできたと一部で言われている恩を、すっかり忘れてしまったかのように言いたい放題のSHO。小林さんが憂いているとしたら、H.O.Tの面々の現在の姿のはずなのだが…。