女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」のリーダー・刀羅ナツコ(33)が、わずか34日でワールド王座から陥落した。

 V1戦(31日、東京・調布)では元同王者の中野たむを迎え撃った。7月28日の札幌大会で同王座を戴冠し、真夏の祭典「5★STAR GP」出場権を放棄。今月4日の浜松大会では、昨年10月に自身が破壊した中野の左ヒザを鉄パイプで殴りつけ、髪を切る暴挙に出た。やりたい放題の極悪王者は、リーグ戦で開幕3連敗を喫して脱落した中野を挑戦者に逆指名。結局、中野は公式戦6戦全敗で王座戦を迎えた。

 この日も中野の左ヒザを攻め続けた刀羅だったが、逆に2021年7月に当時のワールド王者・林下詩美に挑戦した際に痛めた左ヒザを決められると絶叫。仲間のアシストも誤爆に終わり、最後は中野のトワイライトドリーム(変型猛虎原爆固め)で3カウントを献上した。

 初防衛戦で王座を失った刀羅は「私は『私の腰からベルトをはがすのはヒーローだ』って言った。何回でも挑戦してやるよ」と吐き捨てリングを後にした。

 その後、足を引きずりながらバックステージに現れると「中野たむ! 誰がヒーローかなんて私が決めるんだよ。ベルト取ったくらいでヒーローぶってるんじゃねえぞ!」と憎しみを込めて言い放った。とにかく短命政権に終わったことは納得がいかない様子で、最後は「必ず赤ベルトは私が取り返す!」と予告し、去っていった。