「暑い」と言わない日がないほど、日々、午前中から30度を超える激暑が続いている。汗かきの人にとってはとにかくつらい季節。そんな時は酒のつまみも選び方を一考したほうがいい。

 汗によって失われるカラダの成分は、水分が99%で残り1%はミネラル。こう言うと「酒で水分を取ればいい」と思いがちだが、酒は脱水を助長し、さらに体内の水分を奪うだけ。なので汗をかいた後に酒を飲む場合は、水と失った成分を補うつまみが必須なのだ。

 汗かき後、水分以外に不足する成分はナトリウム(塩分の成分の一部)、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分など。不足するとめまい、脱力感、血栓症、貧血などが誘発されてしまう。これらをバランス良く含むおすすめのおつまみは、ワカメときゅうりの酢の物。きゅうりには豊富なカリウムが含まれており、カラダを冷やす効果もあるので猛暑にはもってこい。ついでに肝臓を元気にするビタミンCも豊富なので一石二鳥だ。

 カルシウム、マグネシウムを多く含む食材の代表選手と言えば海藻。入手しやすいワカメの他、メカブやもずくなどでもいい。お酢を加えることによって、カルシウムの吸収率がアップする。食欲が減退する夏でも酢の物なら食べやすいし、酢のクエン酸の効果で、暑さによる倦怠感や疲労感も改善できる。まさに最強のおつまみだ。

レバニラ炒めやしじみの味噌汁で鉄分を補給
レバニラ炒めやしじみの味噌汁で鉄分を補給

 鉄分と言えば何と言ってもレバーが筆頭に上がる。レバニラ炒めや、レバーペーストの他、定食屋の定番であるひじき煮もいい。しじみやあさりも鉄分が多いので、飲んだ後、味噌汁として飲めば、肝臓ケアと解毒もできる。

 汗と言えば、私はこの暑い中、わざわざ往復30分歩いてホットヨガに通っている。ハッキリ言って自殺行為だが、見たこともない滝汗をかくのが快感で止められない。昨年は年中、軽度の熱中症になっていたが、つまみを一考してから改善。各メディアが熱中症予防に「水分を取りましょう」と警告しているが、ミネラルを取ることも大事だと加えて欲しい。