【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】コンビニやスーパーに足を運ぶたびに新商品がズラリと並んでいるカップめんコーナー。今回も大人気ブロガーが〝推せる新作〟5商品を徹底解説します!

 熱狂的なファンも満足できる出来栄え

【辛さ控えめ、旨さマシマシの傑作きた!!】寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛さひかえめ 辛辛魚らーめん」(316円+税) 

 辛辛魚(からからうお)とは、石神井公園に本店を置く「麺処 井の庄」の商標で、豚骨×魚介×激辛の金字塔。同店が監修しているカップめんも熱狂的なファンが多いことで知られ、強烈な辛さを克服した変態だけが味わえる、中毒性の高いテイストで人気を博しているのですが、その辛さレベルを“3.5くらい”に落としたのが本商品。

辛さレベルは3.5くらい?
辛さレベルは3.5くらい?

 もちろん一筋縄に辛さを抑えた商品ではなく、その分だけ「魚粉増し」「豚骨増し」で旨み成分を強め、通常品とは異なるノンフライめんを採用するなど、中毒性の高さは本家に匹敵するレベル。…いや、好みによっては本家を超えるかもしれない。とはいえ辛さが売りの辛辛魚、市販品としては充分に辛い部類に入りますので、あまり得意でない方は要注意、得意な方も沼り過ぎに注意が必要な一杯です。

【今年もコスパ抜群のWスープ!!】セブン-イレブン「青葉 中野本店監修 中華そば 濃厚魚介豚骨醤油味」(248円+税)

 1996年(平成8年)10月に創業するや否や、同世代の「くじら軒」や「麺屋武蔵」と業界の常識を覆し、著名な評論家から“96年組”とカテゴライズされ、現在もマニアの間で語り種になっている「青葉」。同店が打ち立てた偉業は、動物系と魚介系の素材を異なる寸胴で焚き出した「W(ダブル)スープ」にあり、その魅力を再現したのが本商品なんですけれども、これがまぁ凄まじくって。

Wスープの魅力を再現
Wスープの魅力を再現

 縦型ビッグのスープとは思えないほど力強い魚介だしと、それを支える濃密な動物系のコクもさることながら、ノンフライめんに見紛うような油揚げめんまで搭載している、かなりコストパフォーマンスに優れた逸品。強いて不満を挙げるとするならば、さほど具材に力が入っていないことくらい。昨年の同時期にも販売されていたので、純然たる新作ではないけれど、いやはや大満足の一杯でした。セブン-イレブン限定です。最寄りの店舗に急ぎましょう。

【今年のニボいヤツは王道を追求!!】東洋水産「マルちゃん正麺 カップ ニボ玉」(333円+税)

 いま抜群に美味しく、そして10年後、20年後も古びることなく愛され続ける即席めんをコンセプトに、様々なフレーバーを展開しているマルちゃん正麺(せいめん)。製造者である東洋水産は、社名の通り水産業にも精通しています。そんな「マルちゃん正麺」が煮干しと向き合い、4年前から1年毎に展開しているのが「ニボ」シリーズで、今年は濃厚ニボシ×たっぷり玉ねぎの王道路線を邁進。従来の背脂たっぷり「濃ニボ」や「ちょい辛」と比較して無難な印象を受けるかもですが、なんのなんの。

水産業のプロだからこその上質な煮干し感
水産業のプロだからこその上質な煮干し感

 水産業のプロだからこその上質な煮干し感に、小麦が芳醇なノンフライめん、さらに2種の玉ねぎをトッピング。えぐみや苦味は抑えながらも、しっかりと濃厚なニボいラーメンに仕上がっていました。ちなみにパッケージのマルちゃんマーク上に“1匹だけ右向きの煮干しが泳いでいる“のですが、メッセージの意図は公表されていません。その真意を白日の下に晒すために私はマルちゃんの…おや、誰か来たようだ。

【とんこつ命のサンポー食品が鯛だしに手を出した結果…】サンポー食品「三宝だし本家 鯛だし塩ラーメン」(236円+税)

 日夜、とんこつの魅力を追求し続け、九州の「うまい」をカタチにしている、佐賀県三養基郡のサンポー食品。同社の絶対的エースといっても過言ではない「焼豚ラーメン」を筆頭に、とんこつを語らせたら右に出る者がいないほどの変態集団なのですが、鯛だし? マジで? 大丈夫かよ…などと、失礼にも程がある第一印象を抱いていた筆者。

凄まじい鯛の存在感
凄まじい鯛の存在感

 しかし、実際のところ鯛の存在感は凄まじく、まさに“とんこつラーメン専門店が本気で鯛だしラーメンを作ったらこうなった“を絵に描いたような、まったりと濃厚な鯛白湯(ぱいたん)にビックリ。しかも、スープに動物系の原材料は不使用っていう。マジで? どうなってんの? 過去に鯛だし系のカップラーメンは何度も食べてきましたが、とんこつ屋の鯛ラーメン、新しかったです。

【日清ラ王のプチ贅沢、第7弾は『ふぐ』を起用】日清食品「日清ラ王 ふぐだし塩」(298円+税)

 昨年の「トリュフ」に始まり「鯛」「帆立」「牛骨」「蟹」「うに」と続いた、日清ラ王のプチ贅沢シリーズ。その最新作である本商品は、高級魚として名高い「ふぐ」を使用した一杯で、通に好まれるヒレ酒の魅力をカップラーメンに落とし込んだ代物。

ふぐヒレを炙ったような風味
ふぐヒレを炙ったような風味

 今年4月にエースコックが発売した「こだわる大人の王様スープ 焼ふぐだしの淡麗塩そば」も炙ったような風味を特徴としていましたが、日清食品はノンフライめんを使い、柚子の香りも効かせるなど、また違ったアプローチで“大人っぽさ“を表現。ちょっと柚子の清涼感が主張し過ぎな嫌いも見られましたが、ふぐのヒレを炙ったような風味は印象に残ること間違いなしです。ちなみに「アルコールは入っていないため火はつきません」とのこと。つけねぇわwww

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。