【カップめん評論家 taka:a激推し!トレンド最前線】次々と新しい商品が店頭に並ぶカップめん市場。今回も大人気ブロガーが〝推せる新作〟5商品を徹底解説します!
お手軽な縦型ビッグでも…
【ごぼう天が本格的で満足度大!!】明星食品「明星 ウエスト監修 ごぼう天うどん」(278円+税)
1966年(昭和41年)6月の創業以来、九州エリアを中心に100店舗以上を展開し、福岡の人気うどんチェーン「釜揚げ 牧のうどん」や「資(すけ)さんうどん」と並び称される “福岡うどん三傑”の一角「ウエスト」。
そんな「ウエスト」の人気メニューを再現したのが本商品で、今年2月発売の「ばり嗎」に次ぐ「地元で愛される推しチェーン」第2弾。製品スタイルは簡便性に優れた縦型ビッグでありながら、米麹を練り込んだノンフライうどんを搭載し、たっぷりの「ごぼう天」から滲み出るエキスも滋味深く、手軽な縦型ビッグとは思えないほど本格的。それなりに…いや、だいぶデフォルメされていますけど、濃いめの出汁(だし)も味わい深く、ひとつのカップめんとして個性的かつ高い満足度が得られる仕上がりでした。手軽に食事を済ませたいときはもちろん、おにぎり欲しくなる系の味だったので、がっつり食べたい気分のときにもオススメです。
【通のみぞ知る札幌の裏ご当地を再現!?】エースコック「THE裏ご当地 札幌黒醤油ラーメン」(271円+税)
THE裏ご当地とは、普遍的な人気を誇る有名ご当地ラーメン(表)ではなく、通のみぞ知る裏ご当地ラーメンに着目した新作で、みそラーメンの聖地として知られる札幌のイメージを覆す「黒醤油ラーメン」の味わいを再現。
めん・かやくに特筆すべき個性は備わっていませんが、たまり醤油のコクとフレッシュなキレが心地よい、札幌ご当地の概念を逸脱するスープは意外性に富んだ味わいで、そこに調和するマー油(焦がしニンニク油)のアクセントが実に個性的。おそらく元ネタは札幌ブラック(「いそのかづお」の名物)だと思いますが、それはさておいても “通のみぞ知る、札幌の裏定番があるんだな”って漠然と思える、新たな発見に価値が見出せる一杯でした。頼む、エースコックよ、この勢いでシリーズ化してくれ。
【TRY新店大賞・総合1位「桜上水 船越」監修!!】東洋水産「マルちゃん 船越 塩中華そば」(322円+税)
昨年1月15日に開業するや否や、瞬く間に行列店の仲間入りを果たし、講談社発行『第24回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2023-2024』のTRY新店大賞 “総合1位”に選出された「桜上水 船越」。
TRY受賞の流れで店主監修のもと、お店の味わいを東洋水産がカップめん化する、この三角関係は長年にわたり続いているのですが、なんといっても驚いたのがスープの骨組み。塩ラーメン=あっさりの印象を真っ向から裏返すほど、豚・鶏・牛の旨みを力強く打ち出し、そこに粒子の細かい魚粉とコショーを強めに浸透させ、味を調える塩ダレの角は立たせず、とろみは強い。これまでに数えきれないほどのカップラーメンを食べてきましたが、こんなの初めてですよ。
【あの『激辛やきそば』をヌードルに!?】まるか食品「ペヤング 激辛ヌードル」(193円+税)
ペヤングの「激辛やきそば」といえば、その発売当初から某ネット掲示板に被害報告の嵐を巻き起こし、物議を醸した問題作。近年、獄激辛シリーズの登場により、その界隈では可愛く見られるようになりましたが、それでも激辛カップめんの代表的な存在として知られます。
そんな「激辛やきそば」を、汁ありのヌードルにアレンジしちゃった本商品。めんは進化する気ほぼゼロの “ペヤヌー”らしい頼りなさ全開なので、昭和の香り漂うタイプになりますが、スープ(ソース)の再現度は笑っちゃうくらい本家に忠実でビックリ。もちろんラーメンのスープとして成立するようチューニングしてありますが、それだけに付け焼き刃の漫談ではない、硬派に作り込まれた漫才のような一杯でした(かやくのオチはセンスなかったけど)。
【ファミリーマートの『沖縄そば』が高コスパ!!】ファミマル「かつおとソーキ味沖縄風そば」(198円+税)
気温が高くなってくると、沖縄そばをイメージした商品が定期的にリリースされるカップめん業界。なかでも東洋水産と明星食品は沖縄への思い入れが強く、カップ沖縄そばの二大巨頭といっても過言ではないポジションに位置しているのですが、ファミリーマートとの共同開発に取り組んだのは前者。
フタを開けるとNB商品の「縦型ビッグ 沖縄そば」に似た内容だったので、かなりマルちゃんカラーが強めの仕上がりですが、それをベースにスープの配合を調整していたり、たまごの種類を変えていたり。そのため食べ比べ需要についてはもちろん、ファミリーマートでの販売価格を加味すると、コストパフォーマンスの高さも評価できる良品でした。これから夏に向けて沖縄そば系の商品が他にも出てくるはずなので、迷ったときは思い出してください。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。






















