26日に行われたF1で伝統の一戦と称されるモナコ・グランプリ(GP)決勝で8位に躍進したRBの角田裕毅(24)に対して、欧州大手モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」が〝ビッグチーム〟への飛躍に太鼓判を押した。
レースはスタート直後にハース勢2台とセルジオ・ペレス(レッドブル)がクラッシュする波乱の幕開けとなった。それでも角田は赤旗中断後の再開時に見事な集中力を見せて、好スタートを決める。その後は各車が中断時にタイヤを交換したため、できるだけタイヤを長く持たせるために超スローペースの展開となる中、角田とRB陣営はハードタイヤで最後まで走りきる戦略を選択。タイヤの負担を避けるため意図的にペースを落とすなど細心のタイヤマネジメントを見せつつ、しっかりと直後のアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)を抑え込んで、終盤はファステストラップに迫る速さを見せて堂々の8位入賞を果たした。
角田にとっては、これがモナコの舞台での初入賞となり4ポイントを獲得する快進撃となった。
「ザ・レース」は、このレースの勝者と敗者を選定し、角田を「勝者」として認定。「たしかに、前の車より1周遅れでレースを終えるのは、角田裕毅にとって今シーズンの最も輝かしい結果ではないだろう。しかし、今年の中団勢の戦いは、そうしたチャンスを生かすために適切な位置にいるかどうかによって決まる。そして、角田ほどそれをうまくやったドライバーはいない」とマシンの性能を最大限に引き出して任務を完遂した角田の技術を絶賛した。
そして「これで、直近6回のグランプリで5回ポイントを獲得したことになり(スプリントを含めると8回のポイント獲得チャンスで6回ポイントを獲得)、結果として、彼はすでに2023年の獲得ポイント総数を上回っている」と今季の絶好調ぶりを強調。「角田が25年のF1ドライバー市場で注目を集めているのも不思議ではない。この調子が続けば、よりビッグなチームがツノダに注目するだろうか」と強豪への移籍の扉が開かれたとの見解を示した。
角田の存在感は高まるばかりだ。












