テニスのマイアミオープン(米マイアミ)男子シングルス1回戦(21日=日本時間22日)、元世界ランキング4位で昨年7月以来のツアー出場となった錦織圭(34=ユニクロ)は世界ランキング40位ゼバスティアン・オフナー(27=オーストリア)に3―6、4―6でストレート負けを喫した。

 錦織は2022年に股関節を手術。昨年6月に1年8か月ぶりの復帰戦で下部ツアーながらも優勝を果たしたが、同7月のアトランタ・オープンで左ヒザを痛めて欠場が続いていた。主催者推薦で約8か月ぶりのツアー出場だった。

 錦織も参戦したロンドン五輪で日本代表監督を務めた村上武資氏(59)は試合を中継した「WOWOW」の解説で「結果は残念でしたけど、次につながる試合になった」と語った上で「不安がありながらもコートに立ったと思いますけど、攻めるところ、しっかりとラリーするところの見極めは錦織らしい」とし「どれだけ自分が戦えるかというチャレンジだったと思います。見ている限り、動き、そして考えること、プレーする勇気はしっかり持っていた」と評価した。

 次戦は4月1日開幕の米男子クレーコート選手権(米ヒューストン)に出場予定で、再び世界トップレベルへの返り咲きを目指す。