ボクシングの大橋ジムは13日、横浜市内で会見を行い、ともに昨年の全日本選手権を制した田中空(22=東洋大)、田中将吾(22=同)とプロ契約を結んだと発表した。

 ウエルター級でプロに挑む空は、父の強士さん(49)も元日本ミニマム級2位の実績を持つ。これまでウエルター級で日本人の世界王者はおらず「自分が(日本人で)世界チャンピオン1人目を目標として頑張りたい」と気合十分。身長は165センチと決して大柄ではないが「自分は減量が苦手。アマチュアでもウエルター級であまり減量せずにやって、一番動ける体重だなと思った」。通常時の体重は最大73キロまであるという。

 目標とするボクサーには、元世界ヘビー級3団体統一王者のマイク・タイソンの名前を挙げ「タイソンのように大きい選手をどんどん倒していけるような選手になりたい」と力を込めた。
 
 一方の将吾はアマチュアで通算65戦60勝5敗21KOという成績を残しており、プロでの階級はフライ級となる見込みだ。憧れのボクサーには、同ジムに所属する世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の名前を挙げた。

 将吾は本紙の取材に対し、「自分はまだまだ下っ端なので、恐れ多い」と謙遜しつつ「まずは井上さんから見て学んで、軽量級でバタバタと倒すパンチをどうやって打っているのかなどいろいろなことを吸収していきたい。スパーリングは多分相手にならないと思うので、まずはお手合わせをちょっとしてみたい」と目を輝かせた。

 未来のモンスターが大橋ジムから誕生となるか。