フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(29)が、特別なショーに込めた思いを明かした。
2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災から今年で13年。暗闇の中で見上げた満天の星空に希望の光を感じた経験を、自身が座長として「羽生結弦 notte stellata」(宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)で表現した。初日公演(8日)では「みんなで本当に力を合わせていいショーができたんじゃないかなという実感があります」と充実した表情を振り返った。
当公演は昨年に続いて2年連続で開催。「前回初めて、正直、僕自身もつらい気持ちのまま、やっぱり映像を見たり、記憶を思い返したりすると辛くなってしまうことはある。それにとらわれながら滑っていたのが前回」と振り返る。だからこそ「みなさんから希望とか、勇気とか元気とか、いろんなものをいただけたショーだった。そういう意味で今回は僕があの時(前回)もらったものをもっともっと返したいなと。もっと希望を届けたい」と恩返しの思いで氷上に立った。
公演前には「この場所に来れなかった方々も今、もう会えなくなってしまった方々も、この13年という中で、生を受けて一生懸命歩いている子どもたちに向けて、僕たちは今日、一生懸命頑張らせていただきます」と力強く宣言。羽生の祈りはきっとファンに届いたはずだ。











