俳優の堤真一(59)が11日、都内で行われた映画「室町無頼」制作発表会見に出席した。

 同作は室町時代末期の、戦国時代への転換点となった一揆を描くアクション映画。堤は悪党一味の首領「骨皮道賢」を演じる。会見には主演の大泉の他、「なにわ男子」の長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、入江悠監督も出席した。

 今回の役について堤は「実際に存在した人物ですが、ほとんどに記録には残されていない」と説明。「(役作りのために)伏見稲荷に行って痕跡があるかなと調べたんですが何もなくて。社務所の方に聞いたら『誰ですかそれは』、と」と手がかりがなかったという。

 撮影時は「(設定上)ほこりだらけっていうことで、巨大な扇風機を回してはったい粉を飛ばすんですけど、口の中がじゃりじゃりになるんだよね…」と過酷な現場だったと告白。大泉も「なんだこの世界観と思ってたら、監督が『マッドマックス』見てた」と証言すると、入江監督は「室町時代ってあまり映画で描かれたことがなくて、手探りでやってるうちに『マッドマックス』にたどり着いて…」と打ち明け、会場の笑いを誘った。

 さらに堤は監督の着想で殺陣のシーンが大幅に増えたことも暴露。「大将だから馬に乗っていればいいと言われてたんですけど、馬を下りて戦えと。(その結果)腰が痛くて痛くて。撮影日以外は接骨院かマッサージに行って、(撮影地の)京都でえらい散財しましたよ」と振り返った。すると入江監督は「堤さんの着ていた〝鎖かたびら〟を、本物の鉄で作っちゃって…」と余計な負担があったことを告白。大泉が「正直本物かどうか見ても分からないですけどね」と返すと、「じゃあ俺の苦労は何なんだよ…」と優しくツッコんでいた。