大相撲の元横綱朝青龍(43)が4日、東京・両国国技館で開かれた元大関栃ノ心(36)の断髪式に出席。土俵上でハサミを入れた後、元大関のほおにキスをする場面もあった。元朝青龍は「彼は大関にまでなったし、現役のころに対戦したこともある。よく春日野部屋で稽古をした。OB、先輩としてお祝いに来た。ほおにキスをするのは愛情があるという意味。同じ土俵で戦った外国人。特別ですね」と感慨深い表情を浮かべた。
1月の初場所では、おいの大関豊昇龍(立浪)が右ヒザの故障で終盤の14日目に休場。優勝争いの行方を左右する横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)との大一番が消滅する事態となった。元朝青龍は「ケガに対して気を付けたほうがいい。他人のケガは分からないんで。〝自分だったら〟と考えたんですけど、ヒザの靭帯を伸ばした時に土俵入りできないぐらいだった。痛み止めをガンガン打って感覚をゼロにして勝負に出たんですけど、それが優勝につながった」と自身の経験を振り返る。
一方で「現役時代は自分より番付が上の横綱とかと対戦するのが夢だったので。(豊昇龍の休場は)残念は残念ですけど。これは個人の考え。とても痛そうな感じでは、相撲は取れないのが今の時代の子たち。俺はもう感覚ゼロにして、壊れてもいいぐらいの精神的なものを持っていた時代だったので。今が足りない、これがどうだったとは…世代が変わってるからね」とおいの休場には理解を示していた。











