日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が29日、東京・両国国技館で開かれた。大相撲初場所は横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が4場所ぶり9度目の優勝を達成。一方で、初の綱とりに挑んだ大関霧島(27=陸奥)は11勝4敗にとどまり、横綱挑戦は事実上〝白紙〟に戻った。
横審の山内昌之委員長(東大名誉教授)は綱とりに失敗した霧島について言及。「最終的に4敗という成績に終わったが、綱とりは多くの先輩力士たちも一度では、なかなか達成できない。何度もはじき返されている。これは白鵬や貴乃花のような横綱たちにおいても見られたこと。霧島だけを責める意見は出ませんでした」と過去の横綱を例に挙げながら一定の評価を下した。
その上で「今回の土俵から、さらに教訓を得て、次の場所において申し分のない優勝やそれに準ずる成績をもって、再び横綱にチャレンジしてほしいという期待感が出ていた」とさらなる奮起を求めた。












