日本維新の会は29日に国会内で開いた会見で、自民党派閥の政治資金をめぐる裏金事件などを受けて「維新版 政治改革大綱」を発表した。
同大綱の政治資金改革にかかわる主な内容は、企業団体献金の完全廃止、旧文書通信交通滞在費の領収書公開、政治資金パーティーの販売制限、いわゆる政策活動費の廃止、政治家本人の罰則強化、外部監査機関の導入などだ。
同党の馬場伸幸代表は「国民から見て一番、お金と政治というものがですね、不透明であるということが政治家全員に対する不信につながっているという危機感にもとづきまして、わが党は1月15日に政治改革実行本部を立ち上げました」と経緯を語った。
同席した藤田文武幹事長、音喜多駿政調会長はこの日に開かれた衆参予算委員会の集中審議にそれぞれ出席。自民党派閥パーティー収入不記載事件を受けた政治改革議論で質疑を行っている。
藤田氏は同大綱について「われわれは言ったからには先駆けて自分たちの身分、自分たちの議員特権に関わることには率先してやる。ですから、それぞれの活動を制約する部分はあるし、そういうことを先駆けてやることで政治を動かしていくんだと、徹底してやってまいりました」と話し、衆院予算員会で他党からヤジが飛ばされたことにも触れた。
「予算委員会ではしょうもない野次がきまして、ちょっとブチ切れてしまったんですが…。私もはっきりと言ったんですが自民党はできるだけ現状を守りたい。だから無理なことは言わない。改革の政治刷新本部も成案をなかなか出してこない。立民(立憲民主党)は(改革を)言ったけれどもやらない」
なお、藤田幹事長の質問中にヤジを飛ばしたのは立憲民主党の米山隆一衆院議員。本人が同日、「話題の件、藤田議員の『一つ目は恐らく陣中見舞いとか政治活動とかで現金をばらまいているんじゃないかという疑惑』の所で、私が一言『馬場さん!』と野次らせて頂いた所、『馬場さん、やってないから。いらん事言うなよ、ほんま。ええかげんにせえよ、ほんま』と仰られました」と「X」(旧ツイッター)に投稿している。












