意地の連勝だ。大相撲初場所14日目(27日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕内朝乃山(29=高砂)が幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)を寄り切って9勝目(2敗3休)。取組後の朝乃山は「集中力を切らさずに、しっかりと踏み込めた。自分の取りたい相撲で、悔いの残らないように行けた」と振り返った。
初日から7連勝で一時は単独首位を走っていたが、8日目の取組で右足首を捻挫。9日目から無念の途中休場を余儀なくされた。それでも昨年名古屋場所の再出場、同年九州場所の途中出場に続いて執念で土俵に復帰。13日目の再出場から2連勝で、元大関の意地を見せた。
千秋楽で関脇大栄翔(追手風)に勝てば2桁白星に到達する。朝乃山は「ケガを悪化させたくないけど、星は落としたくない。来場所につながるように、自分の相撲を取り切って終わりたい」と力を込めた。目標の三役復帰に向けて、白星で締めくくれるか。












