〝第1関門〟をクリアした。大相撲初場所9日目(22日、東京・両国国技館)、新入幕の大の里(23=二所ノ関)が幕内明生(28=立浪)を寄り切って8勝目(1敗)を挙げた。目標に掲げていた勝ち越しを達成した取組後は「15日間、終わってないけどホッとした。この早い段階で勝ち越しは想像していなかった。うれしいです」と充実した表情を見せた。
新入幕の快進撃を受けて23日の10日目は割が崩され、関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)との対戦が決まった。現役の三役と初めて顔を合わせる大の里は「明日の対戦相手を見てまさかと、ビックリした。現役の三役なので向こうの方が上だし、経験値もすごいけど、一日一番集中するだけ。胸を借りるつもりで、思い切って行きたい」と気合は十分だ。
この日は、1敗だった幕内朝乃山(29=高砂)が右足首捻挫で休場。期待の新星は優勝争いについて「何も意識していない」と言いながらも、琴ノ若、幕内阿武咲(27=阿武松)と並んで首位を走る。「勝ち越せたので今日だけは余韻に浸って、明日からの残りを頑張りたい」。110年ぶりとなる新入幕Vも現実味が帯びてきた。













