単独首位から後退だ。大相撲初場所8日目(21日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕内朝乃山(29=高砂)が幕内玉鷲(39=片男波)のすくい投げに屈して今場所初黒星を喫した。

 取組後は「右が入って相手が逃げる方に寄っていったけど、上手が取れなかった。そう簡単に組ませてくれない」と悔しい表情。転落した土俵下でしばらく動けず、支度部屋でも右足首を気にするしぐさを見せたが「大丈夫です。痛かったら歩けない」と問題がないことを強調した。

 ここまで全勝で優勝争いの単独先頭を走っていたが、初日からの連勝は7でストップ。新大関だった2020年名古屋場所以来21場所ぶりの中日給金はならなかった。それでも元大関は「いいんじゃないですか、1敗ぐらい。明日はまたやって来ますんで、一日一番」と気持ちを切り替えた