大相撲初場所3日目(16日、東京・両国国技館)、元大関の幕内朝乃山(29=高砂)が幕内湘南乃海(25=高田川)を寄り切って初日から3連勝。目標の三役復帰へ向けて幸先の良いスタートを切り「充実している。明日また対戦相手が違うので、切り替えていく」と気持ちを引き締めた。
昨年九州場所前に痛めた左ふくらはぎには、テーピングを施して土俵に上がっている。それでも、朝乃山は「足も悪くはない。若いころに比べると回復力が遅いし、一回ケガしたところが再発する可能性もある。(状態は)完全ではないけど、取組が終わった後にしっかりと体を温めて、マッサージでケアをしている」。15日間を戦い抜くために、万全の調整を心がけている。
元日の能登半島地震では石川県が大きな被害を受けた。隣県・富山出身の朝乃山は、震災当日に家族と連絡を取ったという。幸いにも実家は無事だったが、この日も能登半島で震度5弱を計測するなど予断を許さない状況が続く。
「富山も石川に比べたら被害は少ないけど、同じ北陸だし応援してくれていると思う。初場所が始まって、特に高齢者の方が相撲を楽しみにしている。画面越しで応援してもらっている人に、元気と勇気を与えられる相撲が取りたい」と活躍を誓った。
幕内で勝ちっぱなしは5人だけ。このまま連勝を伸ばしていけば、2度目の優勝の可能性もありそうだ。












